③妊活男性の3人に1人が子作りED・早漏

今回は第1回で少し紹介した、子作りED・早漏について詳しく紹介していきます。

子作りED・早漏はタイミングEDとも呼ばれています。
男性不妊の原因の中には、性機能の問題があり、妻を目の前にすると勃起しなくなったり挿入する前に射精をしてしまったりなどがあります。

ED・早漏は通常、性経験が極端にない人や過去のトラウマが引き金になっているといった原因がありますがこれは男性不妊にも影響することが判明しているのです。

さっそく子作りED・早漏の原因やその解決策についてチェックしていきましょう。

子作りED・早漏の原因は?

子作りEDと早漏の原因
子作りED・早漏の原因は、主にストレスや病気・妻だけED・妊娠へのプレッシャーです。
特に安定した経済力があまり期待できない20代の男性が子作りED・早漏を発症しやすく、とある調査では全体の3人に1人がED・早漏を発症していることが判明しています。
【ストレスや病気によるもの】
人間関係や職場先でのストレス、また肉体的疲労の蓄積は性欲すらも奪っていきます。
そんな時、パートナーに妊活を迫られるとさらに焦りを感じる人もいて、そのまま心因性のEDと早漏を抱えてしまうケースもあります。

【妻だけED】
言葉通り、自分の妻にだけED症状を発症してまうのを妻だけEDといいます。
相手を目の前にすると、妻=家族という認識が強く現れ、なかなか勃起しない・早く終わらそうとして早漏気味になる場合もあります。

【妊娠へのプレッシャー】
男性不妊の原因のひとつである妊娠へのプレッシャー。女性は年齢が増すごとに妊娠しづらい身体になってしまいます。
そのためパートナーが男性を急かしてしまい、性行為=妊娠というイメージが頭の中で強く結びついて勃起しなくなる・膣内に射精できないといった問題が起るのです。

男性不妊の原因として一番多いといわれているのは、妻だけEDや妊娠へのプレッシャーです。
男女共に「子どもが欲しい」という思いはあるものの、知らずのうちに男性がプレッシャーを過度に感じてしまいなかなかうまくいかないことも。

また、男性にとって性行為とはいつまでもロマンがあるものです。
妊娠するための手段として考えている女性とは考えが根本的に違うため、パートナーに妊活を強く迫られてしまうと心のストレス値がグッと上がってしまうのです。

子作りED・早漏の解決策は?

子作りEDと早漏の原因

子作りED・早漏には解決策はないのでしょうか?
不妊治療といえば女性が中心だった一昔前とは違って、現代では男性不妊のへの解決策がいくつか施されています。
さっそく例をチェックしていきましょう。

ED・早漏治療薬を使用する

ED治療薬といえば、バイアグラですよね。しかし男性不妊を抱えている人の中には、早漏を発症している人もいるはず。
そんな人にオススメなのが、プリリジーです。どちらも併用可能な薬で、クリニックによっては両方を勧めている場所もあります。

外国では1錠にバイアグラとプリリジーの成分を1錠に配合した、スーパーカマグラという医薬品がありEDと早漏を併発している男性から非常に人気を集めています。

夫婦でカウンセリングを受ける

まずはカップル・夫婦間の距離を縮めないといけない場合は、第三者を挟んでのカウンセリングがおすすめです。
不妊に陥っている男女関係は冷え切っている場合が多く、そのままセックスレスになり破局なんてことも珍しくありません。
「本当はしっかりと話し合いたい」と思っているうちに、カウンセリングで状況を改善するという手もあり。

また、知人や友人では話しにくい不妊の話題は他人であるカウンセリングに話すことによって心の負担が軽減される場合もあります。

性行為=妊娠とならないように性行為の数を増やす

男性の中には「性行為は愛があってこその行為」と無意識に思っている人は少なくありません。
それほど男性にとって性行為は大事な行為なのです。
しかし、性行為=妊娠となると義務感・責任感が生まれるため自然と逃げたくなります。

そのような事態にならないためにも、妊活中はパートナーの排卵日が近くない日でも性行為を積極的に行うようにしましょう。

男性不妊ならED治療薬を割引してもらえる?

男性不妊とED治療薬

国内のクリニックの中には、通常ならば保険が適用されないED治療薬を「割引」として処方している場所もあります。
ED治療薬は、保険が適用されず自由診療扱い。

しかし妊活中でさらにEDを抱えているとなると、経済的負担と心理的が負担が大きいのが難点です。
そのため、個人が経営しているクリニックでは「男性不妊治療応援」として、ED治療薬を通常の処方価格よりも割引してくれる場所もあるのです。

もちろん全国のクリニックが対応しているわけではなく、限られた場所のみ。
近くのメンズクリニックがED治療薬の割引に対応しているかどうか、電話で確認してみるのもいいかもしれませんね。

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